正社員vsフリーランス→これからの時代の働き方
こちらについてお話ししていきます。
2020年から圧倒的にフリーランスや非正規雇用の波がきます。
理由は下記です。
本ガイドラインは、正規か非正規かという雇用形態にかかわらない均等・均衡待遇を確保し、同一労働同一賃金の実現に向けて策定するものです。
同一企業・団体におけるいわゆる正規雇用労働者と非正規雇用労働者との間で、待遇差が存在する場合に、いかなる待遇差が不合理なものであり、いかなる待遇差は不合理なものでないのかを示しています。
この際、典型的な事例として整理できるものについては、問題とならない例・問題となる例という形で具体例を付しています。
不合理な待遇差の解消に向けては、賃金のみならず、福利厚生、キャリア形成・能力開発などを含めた取組が必要であるため、これらの待遇についても記載しています。
本ガイドラインについては、関係者の意見や改正法案についての国会審議を踏まえ、労働政策審議会における議論を経て、最終的に確定されたものです。
こちらは厚生労働省が正式に発表しているもので、ちゃんとしたガイドラインまであります。
難しいと思いますので簡単にまとめます。
✅雇用体系による差をなくす
今回の発表を一言でまとめるなら、上記の通りです。
要は正社員と非正社員の人は、同じ仕事をしているなら「優遇の差をなくしましょう」ということです。
優遇の差とは
・給料
・休み
・福利厚生
この辺りがメインになります。
例えば、給料に関して、一般的には正社員の方が給料が高いと思いますが、同じ仕事をしてるなら雇用体系で差をつけるのはやめましょう。
こんな感じです。
休みに関しては、特別休暇や有給休暇など、今まで正社員特有のお休みを与えられていた場合、それは非正社員にも付与しましょう。
こんな感じです。
福利厚生に関して、会社の各設備、各施設の利用や転勤の場合の社宅、慶弔休暇、健康診断など、今まで正社員のみとされていたものは、全て非正社員にも均等に与える。
こんな感じです
。
✅正社員として働くメリットはなくなる
今までは「正社員として働いていれば安泰だ」と言われていました。
しかし下記の理由により、正社員として働くメリットはなくなりました。
・終身雇用の崩壊
・同一労働同一賃金
・正社員のリストラ可能
一つ一つ深掘りしていきます。
①終身雇用の崩壊
こちらは以前のブログを参照していただきたいのですが、割と知ってる方も多いかなと思います。
トヨタの社長の発言が話題になりましたが、結論、今の日本の制度で終身雇用を維持することはできないという事です。
正社員で、しかも大手にいたら一生安泰だと言われていた時代から、一変して正社員のメリットはなくなり、実はたくさんのリスクが現れ始めています。
大切なのは、一刻も早く今の世の中、今の会社について精査して行動することかなと思います。
②同一労働同一賃金
こちらは冒頭に解説した通りで、今回の最重要項目ですが、今まで正社員として働くメリットが全てなくなります。
メリットがなくなるというか、非正社員との差がなくなります。
給料やボーナス、特別休暇や慶弔休暇、福利厚生や健康診断など、ありとあらゆる「正社員待遇」は非正社員と同一になります。
一見正社員の人からしたら関係ない話に聞こえるかもしれませんが、会社によっては「非正社員にまでボーナスは払えないから、同一して正社員のボーナスをなくす」動きや「非正社員にも同じ福利厚生の維持をするのが難しいので、福利厚生の内容を下方修正する」このような動きもでています。
③正社員のリストラが可能になる
今までは大企業などでもリストラしたいなと思っていても、リストラできないというルールがありました。
なのでパワハラギリギリ、もしくはパワハラをして会社に居づらくさせて自主退社させるみたいな、そんな日本特有の「窓際族」的なのが横行していました。
しかし、すでに海外とかでは当たり前ですが、正社員をリストラできないという制度も緩和されていくと思います。
良くも悪くも正社員と非正社員の差はなくなっていく、そんな感じです。
✅正社員vsフリーランスはフリーランスの勝ち
結論、上記の通り、これからの時代は完全にフリーランスが強いです。
理由は上記の説明の通りです。
頑張って正社員になろうが非正社員として働こうが、限りなく待遇は変わらなくなります。
さらに、フリーランスの方などはさらにメリットもたくさんあり、節税や様々な所で仕事ができるので、むしろフリーランス最高、そんな感じです。
TwitterやYouTubeでも今後はフリーランスの時代だと言われています。
個人で発信する能力、個人で稼ぐスキルが必要になってきます。
これから徐々にでもいいので、このブラグを読んだ方は行動してもらえたら嬉しいです。
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ぜひフォローしていただき、ご覧頂ければと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
ではまた。