
今回は
インボイス制度で全員課税事業者になる話【日本の税金搾取がハンパない】
こちらのテーマで解説していきます。
そもそも、インボイス制度ってなに?
って話だと思うんですが、結論「年収1000万以下の個人事業主も、税金払いましょう」制度です。
年収1000万以下の個人事業主は、課税義務がなかったのですが、これからは課税対象になるからよろしくって感じです。
・年収1000万以下の個人事業主の方
・業務委託、フリーランスの方
・それらの経営者の方
この辺りの人は読んでおくといいかと思います。
今回の悩みとして
・インボイス制度について知りたい
・インボイス制度が始まる前に、始まってから、どのようにしていけばいいか知りたい
・インボイス制度による美容業界の変化について知りたい
このあたり気になるかと思います。
この記事を読んでいただくと
①インボイス制度について詳しくわかる
②インボイス制度の対策がわかる
③インボイス制度による今後の美容業界の変化がわかる
この記事の根拠として
・美容師歴は11年で管理美容師免許有り
・美容室を2店舗経営していて、年商8桁達成
・美容室向け開業コンサルティング会社を経営している
以上のことから、この記事の信頼性はある程度保たれるかなと思います。
では、さっそく本題です。
①インボイス制度について知りたい

結論、「免税事業者(納税義務のない)をなくて、全員課税事業者(納税義務がある)にしたい」
理由は、言い方悪いかもしれませんが、「日本の税金集めの為」です。
具体的に解説していきます。
まず、わかりわすく3つでまとめました。
1、対象者
わかりやすく言うと、
・個人事業主の方
・フリーランス、業務委託委託の方で、年収1000万以下の方
・今まで免税事業者の方
になります。
個人事業主についてや、フリーランス、業務委託に関しては、過去記事もあるので、ぜひそちらもご覧ください。
フリーランス美容師と、業務委託美容師は圧倒的に稼げる【メリットとデメリット】
2、対象時期
2023年10月からです。
税金とか大体去年とか、先月とか、過去に対してかかってくることが多いですが、今回は2023年10月分からになります。
なので2023年9月末までは今までと変わりません。
3、問題点
・売上や所得が低い人も課税対象になる
・フリーランス、業務委託の良さ(稼ぎ)が減る
・雇う側、雇われる側も、知識がない人は損をする
今回の最大のデメリットは「儲かってない人も課税対象で税金を納めなきゃいけない」ことですね。
今までは売上や収入によって、免税事業者(納税義務がない)人が多く、フリーランスや業務委託の方はかなりメリットがある働き方でしたが、今後は報酬が減る、課税対象(納税義務がある)になるので、一つ将来を考える「分岐点」と言えるタイミングかと思います。

②インボイス制度が始まる前に、始まってから、どのようにしていけばいいか知りたい

結論
インボイス制度が始まる前は「将来を決めておく」
2023年まで考える時間はあるので、「まだ時間あるし」とか「あとで考えよう」はやめた方がいいです。
そんなことしてると、あっとゆー間に2023年になってしまうので、この記事を読んだらすぐに考えましょう。
選択肢は2択かなと思っていて、「美容室の独立、開業」か、「現実を受け止めて国の施策通りに従う」
個人事業主と法人では税制や節税なども、かなり変わってくるので、過去記事にも詳細ありますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
美容室の独立、開業は個人事業主ではじめるべき【法人設立はまだはやい】
インボイス制度が施行(2023年10月以降)された後は、先ほど解説した、「美容室の独立、開業or現状のまま所得が減って、さらに税金を払うか」
の2択の「行動」です。
インボイス制度が始まる前に考えや将来性をまとめて準備をして、インボイス制度が始まったらそれを全て行動に移す。
このような流れになります。
美容室の独立、開業も過去記事がいくつかあるので、ぜひ参考にしてみてください。
美容室の独立、開業は設備に先行投資をした方がいい話【後から変えるはダメ】
美容室の独立、開業時の内装は、コネクションが必要です【人脈が全てを決める】
美容室の独立、開業はコンセプトが命です【イメージとコンセプトで全てが決まる】

③インボイス制度による美容業界の変化について知りたい

結論、「美容業界の大きな分岐点」になります。
理由は「フリーランス、業務委託のサービスタイムが終了する」からです。
いつかこうなると思っていましたが、ついにです。
逆に今までのフリーランスや業務委託はまさに「バブル時代」で、やっとこれが2023年に弾けようとしています。
人口も減少し、高齢化していて、なおかつ美容室は増え続けている。
理由は「美容師バブル時代」だったからですね。
これからは美容室は精査され、「バブル時代の美容室」は軒並み苦しい経営、もしくは廃業まであるでしょう。
美容室は減り、さらには美容師も減り、圧倒的に変化します。
その中で自分がどうしていくか、勝ち残るにはどうすればいいか、国は「正統派美容室」だけを残していくと思います。
この記事が、これから美容室を開業する人にとって、少しでもお役に立つことができれば幸いです。
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
ではまた。
