
今回は
美容室の独立、開業の時、物件を選ぶなら路面店舗VS空中店舗【時代の流れを読む】
このようなテーマでお話ししていきたいと思います。
美容室の独立、開業を目指す場合、必ず物件を探すと思いますが、こんな悩みが出てきます。
①路面店舗(一階)か空中店舗(2階以上)どちらがいいのか、わからない
②それぞれのメリットや、デメリットが知りたい
③体験談を聞きたい
この記事を読んでいただくと
・路面と空中店舗、どちらがいいかわかる。
・それぞれのメリットやデメリットがわかる。
・体験談がわかる。
この記事の信頼性として、この記事を書いている自分は
・美容師歴が11年で管理美容師免許あり
・美容室を2店舗経営していて、路面店舗と空中店舗の両方を運営している
年商は8桁以上
・美容室向け開業コンサルティングの会社も経営している
上記のことから、この記事の信頼性は保たれるのではと思います。
ではさっそく本題です。
①路面店舗(一階)か空中店舗(2階以上)どちらがいいのかわからない

結論、「美容室の開業ならどちらでもOK」です。
しかし、あえて区別するなら
・ガンガン集客したい場合は「路面店舗」
・顧客が多数いる場合は「空中店舗」
・都心部(駅近など)なら「路面店舗」
・郊外(駅から離れている)なら「空中店舗」
理由は
・街の中心地は人通りが多く、認知されやすく、集客しやすい。
・郊外はネットで調べてくる人を集客し、さらに顧客は認知してる。
具体例をあげていくと、街の中心地は人通りは多いのですが、路面店舗に比べて空中店舗は、ほぼ気づかれません。
なので、ガンガン認知されて、集客していきたい方には圧倒的に路面店舗がオススメで、スタッフを増やしたり、広めの美容室をつくりたい方にはオススメです。
一方、郊外の場合は、「ネットで調べてくる」お客様が多いので、わざわざ路面店舗にしなくても大丈夫です。
なので、まず顧客のお客様が多い方や、少数精鋭で起業したい方、割と小さめの美容室を作りたい方にはオススメです。
②それぞれのメリットや、デメリットが知りたい

こちらはわかりやすく表にしたので、下記をご参照ください。
路面店舗 |
空中店舗 |
|
家賃 |
高い |
比較的安い |
規模 |
大きめが良い |
小さめがいい |
スタッフ |
多くて大丈夫 |
少なめが良い |
集客 |
認知度を上げる |
ネット集客に力をいれる |
内装工事 | やりやすい、安い | やりにくい、高い |
課題 |
固定客を作る |
新規集客 |
気になるのはこの辺りかと思います。
あとは余談ですが、内装工事は圧倒的に路面店舗の方がしやすく、納期や費用も安くなる傾向があります。
内装工事に関して、過去記事もあるので合わせてご覧ください。
以前のブログでも発信してますが、自分のコンセプトに合わせて、上記と見比べて検討していくといいと思います。
コンセプトの決め方についても、詳しく解説した記事があるので、こちらも過去記事をぜひご覧ください。
自分のスタイルを確立して、将来的に両方の店舗を作るのもありだと思います。
自分も両方の店舗を管理していて、どちらも良さがあります。

③体験談を聞きたい

ここからは自分の話になってしまいますが、まず最初にオープンしたのは駅近の路面店舗でした。
比較的家賃も安く(坪単価1万以下)人通りも割とあるところでした。
中心の駅(横浜)から少し離れた、言わばローカル線の駅でしたが、予め商圏分析等をしていて、初月から黒字でした。
その時は当然、広告費もかけていて、集客には力を入れてましたが、やはり来店動機を聞くと、「店の前を通っていて、ずっと気になっていた」が圧倒的に多かったです。
順調にスタッフも増え、8席全てが満席になることが増え、開業から2年弱で2店舗目の出店に至りました。
2店舗目は同じローカル線で、1店舗目よりは少し人気の駅で、同じく駅近でした。
坪単価は2万弱なので、1店舗目の倍ぐらいの賃料で、空中店舗にしては家賃は高いです。
さらに、2階で空中店舗なので、1店舗のような爆発的な集客力はありませんでした。
とはいえ、1店舗目で顧客を多数抱えたスタッフが異動していたので、その後も順調にスタッフが増え、今ではかなり安定感があります。
顧客を抱えてる方や、人目が気になる方にはオススメです。
内装費や設備など、1店舗目よりさらにお金をかけて、時間をかけてこだわっています。
やはり1店舗やって良いところや改善したいところは、いくら事前準備をしっかりしてもでてきます。
実際にやってみないとわからないことは、かなりあるので、これを読んでいただいている方でも、完璧にこだわりすぎて、考えすぎて、美容室の開業に足踏みしてる方がいたら、自分のブログを参考にしつつ、ある程度までいったら「やってみたほうがいい」です。
「わからないことがわからない」という方もいらっしゃると思いますし、不安や心配で一歩踏み出せない方もいると思います。
過去記事も読みつつ、さらに詳しく知りたい方は、TwitterからDMも受け付けてますので、お気軽にご連絡下さい。
この記事が、少しでも美容室の開業を目指してる方の参考になり、背中を押して上げることが出来たら幸いです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
ではまた。
