
今回は
「美容室の独立、開業は、助成金をもらった方が良い話」
というテーマでお話ししていきたいと思います。
美容室の独立、開業を目指している方は
・資金調達の方法が知りたい
・美容室を開業する際のお得な情報があったら知りたい
・それらについて実際に活用したいので具体的な手続きの仕方を知りたい
このようなことを思っている方多いと思います。
この記事を読んでいただくと
①美容室の独立、開業の際の資金調達の方法がわかる
②美容室の独立、開業の際に使える助成金についてわかる
③助成金の申請、手続きの仕方がわかる
この記事の信頼性として
・美容師歴は11年で、社労士との取引は5年ほど
・美容室を2店舗経営していて、年商は8桁以上
・美容室向け開業コンサルティング会社を経営
以上のことからこの記事の信頼性の担保となるかと思います。
ではさっそく本題です。
①美容室の独立、開業の際の資金調達の方法がわかる

結論、「助成金をもらうこと」です。
融資については過去記事で少し解説しているので、こちらも参考にはしてみてください。
理由としては「条件さえ合えば、返還しなくていいお金」だからです。
返済しなくて良いなんて、知らない人からしたら怪しいと思う方もいるかと思います。
まず知らない方の為に助成金について
・融資と違い、返済する必要がない
・社会的信頼性=助成金受給
・条件に合えば何度でももらえる
ざっくり解説するとこんな感じです。
融資は金融機関からお金を借りて、返済をしていくのに対し、助成金は国からもらえる「支援金」のようなものなので、「返済義務」がありません。
しかし、国から支援してもらうには当然、「社会的信頼性」も必要になります。
その為、ある程度「条件」があるので今後の章で解説していきます。
次に助成金の種類について
・キャリアアップ助成金
・人材開発支援助成金
・両立支援等助成金
代表的、かつオススメなのはこの3つになりますが、他にもまだたくさんあります。
これについても②で深掘りして解説していきます。
実際もらえる金額について
・キャリアアップ助成金=57万円から855万まで
・人材開発支援助成金=最大1000万
・両立支援等助成金=最大72万
かなりの金額ですよね。
これらの助成金を受給する方法など、この後詳しく解説していきます。
②美容室の独立、開業の際に使える助成金についてわかる

①で説明した部分、さらに深掘りして解説していきます。
助成金の種類や金額はご紹介したので、それぞれの「条件」について解説していきます。
・キャリアアップ助成金
こちらは「人材を雇用した時」にもらえる助成金です。
具体的には、正社員ではなく、パートやアルバイト、非正規雇用者を正社員にキャリアアップさせた場合にもらえる助成金になります。
つまり、美容室を開業し、今後「スタッフを雇用する」方は必見となります。
詳しくは厚生労働省のリンクを貼っておきますので、参考にしてください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/part_haken/jigyounushi/career.html
・人材開発支援助成金
こちらは雇用した後の助成金で、「スタッフの人材育成に対してもらえる助成金」です。
こちらは「生産性」にフォーカスした助成金でコースも7つあります。
こちらも厚生労働省のリンクを貼っておきますので、良かったら参考にしてみてください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html
・両立支援等助成金
こちらは仕事と家庭の両立を目指す助成金で、「働く女性」を応援してくれる素晴らしい助成金です。
介護や育休、出生時両立など、コースもいくつかあります。
スタッフの悩みを解消しつつ、離職率の低下や、会社への満足度も上げて。さらに助成金がもらえます。
女性スタッフの雇用がある方、もしくは今後検討している方は、絶対に認知しておきましょう。
こちらも厚生労働省のリンクを貼っておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/shokuba_kosodate/ryouritsu01/index.html

③助成金の申請、手続きの仕方がわかる

結論、社労士に頼みましょう。
理由は、手続きは複雑で、時間がかかるからです。
例えば、美容室の開業はするけど、美容師としては引退して、経営に専念するという方は、ご自身でやってもいいかと思います。
しかし、厚生労働省のリンクに飛んでいただいた方は、複雑さわかりましたよね?
申請や手続きはかなり手間になり、なかなか美容師として現場で働きながらは難しいと思います。
過去記事で税理士について触れた記事がありますが、社労士も同じで、やはり「プロ」に任せるのが一番です。
経営者は100%全て自分でやるのがいいわけではなく、「適材適所で仕事を振る」のが経営者の仕事です。
経営者は「司令塔」として、周りを活かしていきましょう。
この記事が、これから美容室を開業する人にとって、少しでもお役に立つことができれば幸いです。
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