
今回は、美容室の独立、開業で一番大切なのは物件選びです【1番時間をかけましょう】
というテーマで詳しく解説していきたいと思います。
美容室を独立、開業しようとするとき、必ず「物件」を決めますよね。
実は、この物件を決めるのが1番大事です。
これから美容室の独立、開業を目指す方にとって、物件選びに関しては、こんな悩みがあると思います。
1、物件って借りるのにいくらかかるのか
2、ネットで調べても良いところが見つからない
3、物件だけみても、実際そこで営業してみなきゃわからない
このように思う方多いと思います。
この記事には、上記3つの悩みに対して
・物件を借りるのに、必要な費用をわかりやすく解説
・物件を借りる際の詳しい具体例
・体験談を元にした、上記全ての悩みを解決するノウハウ
が書いてあります。
さらにこの記事の信頼性として
・美容師歴が11年で管理美容師免許取得
・美容室を2店舗経営していて、年商は8桁以上
・美容室向けの開業コンサルティング会社を経営
以上のことから、この記事を読めば美容室の独立、開業時に必要な、物件に対しての悩みが解決できて、この信頼性も保たれると思います。
ではさっそく本題です。

1、物件を取得(借りる)するのにいくらかかるのか

こちらは3つに分けて詳しく解説していきます。
・物件取得費用の内訳
・その内訳の具体例
・自分の経営する美容室の場合
まず物件取得費用の内訳ですが、こちらは知識として、覚えておきましょう。
結論、物件を取得する費用は「家賃に対して10ヶ月分」前後かかります。
内訳としては
・保証金(敷金)
自宅などで例えると敷金にあたります。
たまに保証金と敷金が別だと思ってる人もいるので、間違えないように覚えておきましょう。
こちらが大体
「家賃の3ヶ月分から1年分」
かかります。
・礼金
これは説明するまでもないですが、一般的な自宅を借りる際と同じ、大家さんに貸してもらうお礼の費用です。
こちらが
「家賃の1ヶ月分から3ヶ月分」
かかります。
・仲介手数料
これは自分と大家さんの間に入ってくれている、不動産屋に払う費用です。これが家賃に対して
「0.5ヶ月から2ヶ月分」
かかります。
・前家賃
こちらも自宅の賃貸と同じで、事前に翌月分の家賃を納めるのが一般的です。
「家賃1ヶ月分」
かかります。
その他、物件に対する保険や雑費、物件の立地など、多少変動はありますが、だいたいこれぐらいをイメージしておきましょう。
2、ネットで調べても良いところが見つからない

結論、ネットで調べても良い物件は見つかりません。
理由としては
・ネットの情報は古い場合が多い
・不動産が内部保留してる物件が多い
・知り合いなど内輪で物件が回っている
まず「ネットの情報が古い」についてですが
「ネットの時代なんだから、ネットが最新でしょ」
と思う方多いと思います。
しかし、この辺りはまだローカルで、これから5Gだったり、便利なツールが出てくるかもしれませんが、現状はこれです。
ではどうすれば良いのかというと
「不動産屋が持っている独自の情報」
を掴みましょう。
実は、一般の人がネットでみられる情報と、不動産屋が独自でみられるネットの情報は、全く違います。
さらに「美容室向けの不動産」選びが大切です。
最後に「知り合いや内輪で物件が回ってる」についてですが、これはかなりグレーです。
要約すると
美容室A「お店やめようかなー」
美容室Aの友人B「じゃあそこの物件使わせてよー」
美容室A「いいよー」
美容室Aの友人B「やったー」
かなり簡単に解説するとこんな感じです。
お分かりの通り、ネットなんかはおろか、不動産屋にすら話が降りてないですよね。
この後、もちろん不動産屋を通じて契約を交わしますが、ネットに情報が出ない理由はここにもあります。
3、物件だけみても、実際にサロンワークしてみなきゃわからない

結論、正直これは確かにその通りですよね。
空間だけ見て完璧にイメージできたら苦労しません。
目標とする美容室によったり、コンセプトにもよるので、詳細につきましては、かなりパーソナルな問題になってきます。
コンセプトについては過去記事を参考にしてください。
なので、この問題に対して本気で悩んでいる方、解決したい方は自分が運営する
「美容室向け開業コンサルティング」にご連絡ください。
宣伝みたいになってますが、こちら「完全無料」なのでお気軽に。
この記事をここまで読んでいただいている方は、真剣に美容室の独立、開業を考えてる方だと思うので、最後の項目に関しては、直接解決させていただきます。
まとめ

失敗しない物件の選び方・探し方
いくらいい美容室をつくっても、お客様に来ていただける保証はどこにもありません。
美容室の独立、開業を成功させる大きな要素となるのが立地や物件の選びです。
自分のお店をどこに構えるか?
そして、どんな物件を借りるか?
当然、安易に決めたり、はやく独立、開業したいからといって妥協して選んでも、絶対に成功しません。
自宅とは違い、一度決めた自分のお店は簡単には変えることができないので、時間をかけてでも、一生大切にできる自分の「夢の場所」を選択できるようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた。
